

全国の地方競馬ファンが見守る中、オッズパークGP以来となる福山消防音楽隊による生ファンファーレでレースの火ぶたが切って落とされた。
レースはスタートからアナザースターがハナを主張、こちらもハナを主張するもその直後に控えて2冠馬クラマテング、それに続いてロジュマン、福山菊花賞馬サムライランボーと続く展開で、一方の1番人気ナムラベンケイはスタートで立ち遅れてしまい中団からの競馬となってしまい、2番人気ムサシボーは後方2頭目から虎視眈々。
道中はスローで流れて一時は馬群が6馬身圏内で固まったが、2周目ゴール板前(約1600m地点)を過ぎてレースが突如動き出した。大外からブラックパワーが前に進出し先頭集団に並びかけるとペースが一変し流れが速くなった。向正面から後方待機のムサシボーがスパートを開始すると馬群を一気にマクり直線入口では2番手まで進出。
最後の直線では内で粘るアナザースターを外からムサシボーが交わして先頭、そして好位から追い上げてきたサムライランボーがゴール前迫るもムサシボーが半馬身差振り切って優勝。勝ち時計もレコードタイムとなりました。
2着はサムライランボー、3着逃げ粘ったアナザースター、1番人気ナムラベンケイは5着でした。

ゴール後のウイニングランでは何度もガッツポーズをし、ファンの声援に応えていました。
【第44回福山大賞典 着順】
1着ムサシボー 黒 川 3:02.1R 2人気
2着サムライランボー 岡 田 1/2 5人気
3着アナザースター 三 村 1 8人気
4着ブラックパワー 藤 本 4 6人気
5着ナムラベンケイ 渡 辺 1/2 1人気

勝ったムサシボーはこれで転入以来5戦3勝2着2回と福山ではパーフェクト連対。うち2着2回はいずれもA1でナムラベンケイの後塵を拝まされたものの、今回は2600mの長丁場で末脚が光りました。
兵庫所属時には重賞2着があったものの、これが嬉しい重賞初勝利となりました。これで勢いに乗ってA1で勝ち続けることができるか。
そして鞍上の黒川騎手は'01年の福山菊花賞(セブンアトム)以来、久々の重賞勝利。予想紙ではベンケイを負かす自信はあると豪語していたが有言実行で見事な勝利、父である黒川師の管理馬で親子鷹での重賞制覇となりました。
そして黒川騎手は騎手会長として福山ジョッキーを引っ張り、Jocky's+5のイベントでも大活躍。今年は顔とトークだけでなく騎乗でも注目していきたいところです。
ムサシボー&関係者の皆様、おめでとうございます。



