
ばんえい競馬は、サラブレッドの2倍、馬体重は800s〜1tの大型種の馬が600kg〜1tもある鉄ソリを引き、200mの直線コースで競います。
直線コースの途中には2つの山があり、パワーとスタミナでその山を越えてその速さを争います。
ちなみにゴールは鼻先ではなく、ソリの最後尾が通過した時点というのも特色あるものです。
そしてばんえい競馬の原型は、明治時代に北海道開拓使として本州から移民した人たちの開拓の中から生まれました。
木の根株を取り除いたり畑を鋤き込む作業などにおいて効率を上げるために馬による開墾が導入されました。
当初は農耕馬の力比べの競争として始まり、2頭の馬を互いに引っ張り競いあわせていました。
その後、明治の終わりごろからソリに過重をかけて引かせて、農耕馬の祭典として定着していきました。
開拓の歴史のに端を発するばんえい競馬は北海道遺産にも認定されています。
この世界唯一の北海道ならではの馬事文化が消え去ろうとしています。
近年の売上不振による累積赤字等の問題で存廃の論議の真っ只中にあります。
北見、旭川の廃止は既に決定され、現在残された選択肢としては、「帯広・岩見沢の2市に集約した開催」とするか、「廃止」とするかの2択に迫られています。
平地競馬とは違い、流鏑馬(やぶさめ)などのようにエンターテイメント性に優れ、遠方からの観光客も多いことからも1つの観光資源としても将来性があるのではないでしょうか。
ばんえい競馬の存続を賭けて、地元の飲食店主らにより署名活動が行われています。
(ばんえい存廃論議に関連した記事)
地方中央を問わず、競馬ファンとしてできることは、存続への署名活動への参加や、電話投票などによる投票で支援していくことが私達にできることではないでしょうか。
記事上部のバナーをクリックすると、この署名についての詳細ページにジャンプします。このページより署名記入名簿をダウンロードすることができます。
1人でも多く方のご協力をお願いします。
注:署名の際は自筆でお願いします。なお、期限は11月12日必着です。
【関連リンク】
ばんえい競馬公式サイト
ばんえい競馬を応援する会
正直興味が無いってのが本音だろう
けど、明日は我が身
人はどうでも良くて自分は悪いってのが一番タチが悪いし、それが自分の命を短命にするって心がけろよ
どこも廃止の危機に直面している!福山とて例外では無い!伝統であるばんえい競馬が廃止になりかけてる状況なのだからいつ本末転倒となっていきなり廃止決定になってもおかしく無いよ!
存続していくためには、やはりファンの支援あってだろうね。